女ハレホレ天国

女ハレホレ天国

「痺れるグルーヴの演奏にのせて、そよ風と共にお届け!女オケラ道中まっしぐら!
 エポックファンファーレ!どっこいしょ!ロマンとポンチがどーんと詰まった女天国!」

明日は明日の風が吹く!日本の雑芸レヴュー団・デリシャスウィートスの快楽が存分に詰まった頭が解放される楽曲集!
見世物小屋、銭湯、お座敷、お祭り、ライヴハウス、文学館、老人施設などで活動を続けるショウ一座
デリシャスウィートスの5年ぶりとなるアルバム!

人間味溢れるオリジナル曲はもちろん、アヴァンギャルドなアレンジの民謡から、カルトなカバー曲、さらに謎のコマーシャルまでたっぷり収録!
ムード歌謡漫談のタブレット純が楽曲提供した『銭湯小唄』、宿命的放浪の作家・林芙美子の詩に曲をのせた『苦しい唄』などにも注目が集まる。

『女ハレホレ天国』
全14曲入り
価格 2,315円+税(税込2500円)
発売日2018/9/5
サザナミレーベル
http://diskunion.net/jp/ct/detail/1007702066

1.デリシャスウィートスへようこそ
2.はじまりの躍り
3.女の旅路〜花吹雪オケラ道中
4.月影エレジー
5.コマーシャル『町のおそうじやさん「白薔薇商会」』
6.銭湯小唄
7.銭湯へ行こう!のテーマ・ソング
8.浦島太郎(カバー)
9.ソーラン節(カバー)
10.コマーシャル『化粧水の行商の唄』(林芙美子「風琴と魚の町」より)
11.苦しい唄(林芙美子の詩より)
12.デリシャカニバルのテーマ・ソング
13.銭湯かぞえうた
14.ママリンゴの唄(カバー)
(全14曲)

表紙/イラスト・広井チムニー
デザイン・チャーマァ
写真・冨成 鉄
唄・デリシャスウィートス(チャーマァ/魔子/チムニー/ワープ)
演奏・女横丁痺れ腰(ギター:ベンジャミン・オイカワ/鍵盤:まさるちゃん/ベース:マー坊/ドラムス:ヤンヤン)
エレクトリックギタァ/アコースティックギタァ ベンジャミン・オイカワ
鍵盤/制作(5.10) 北園 優(まさるちゃん)
エレキベース/パーカッション 井上まさや(マー坊)
ドラムス あべ ゆうま(ヤンヤン)(1.6.7.12.13)
堀内 俊聡(ピータン)(2.3.4.8.9.11.14)
クラリネット 近藤哲平(6.13)
唄 島本慶(ペーソス)(6)
エンヂ二ア・7x0x8x
マスタリング・中村宗一郎
制作ディレクタ・蒲池岳
マニピュレション・北園 優
◎スペシャル感謝します◎
島本慶(ペーソス)/近藤哲平/タブレット純/西永福JAM

◎推薦コメント◎

めくるめく幻想とハプニングそしてキッチュ (俗悪者)。雑芸レヴュー団、デリシャスウィートスは大衆の心の底にある極めて日本的なハレとしての幻想を表現化したものだと思う。それはジンタやチンドン屋、見世物小屋、紙芝居、などといったおよそ芸術生の範疇から漏れた大衆文化を彼女らなりに実体化している。また銭湯が多く登場しているのも興味深い。銭湯は極楽浄土の空間でもあるからだ。デリシャスウィートスとの今後の活動に注目したい。
町田 忍(日本の庶民文化研究家)

ノスタルジジーは、わずかにボッキしながら、涙を流して聴いたとさ。
末井昭

デリシャが私のステージの躍り子を務めてくれるようになってから早くも13年が経つ。 ニュー音源発売&20周年発売おめでとう!!これからもずっとよろしくお願いします!!
渚ようこ

デリシャの楽曲をきくと子供の頃好きだったデパートの屋上遊園地を思い出します。 お子様ランチのチキンライスの丘にささった国旗やさくらんぼがちょこんと乗ったババロアなんかも思い出します。 銭湯の木のたらいのカコーンといった響きも熱くよぎります。 失われた昭和の風景を素敵にポンチにひっくるめたデリシャのびっくり箱、 ひとりでイテテガムと戯れるように今日もぽちっと再生いたします。
タブレット純

これが何周も回って新しすぎるデリシャの新世界です。
神田桂一(ライター)